貴金属を構成する元素と装飾品の素材としての重要性

貴金属に属する元素は8つ、つまり金・銀・白金・イリジウム・オスミウム・ルテニウム・パラジウム・ロジウムですが、この中で一般的に装飾品として盛んに用いられているのは金・銀・白金・パラジウムの4種であり、金の様に国際市場で取引されている程価値の高い元素もあります。
貴金属に属する元素はいずれも、酸による腐食に大変強く、優れた光沢があり、その期間がずっと長持ちするという特性があります。その名の通り地球上では希少な存在ではあるものの、装飾品として大変優れた特性を有しており、これらを加工して作出された装飾品は非常に高い人気を誇っています。
上記に挙げた装飾品として利用される4種の貴金属は、それらを混合した合金も含め、国際貴金属宝飾品連盟よりジュエリー用貴金属合金として指定され、それぞれについて品位が定められています。
単一の貴金属を混合しあえて合金を作る理由として、柔らかかったり脆かったりといったそれぞれの弱点を補い合い、より強い加工品を作出するという大きな目的があります。
品位とはつまりその元素の純度であり、金以外は千分率によって表現されます。その値が大きければ大きい程に純度が高く、品位も上という事になります。一方金は昔より用いられてきた24分率、つまりカラット表示が一般的であり、若干注意を要するところです。
もちろん混合され作出された合金は品位という面において若干劣化してしまうのは確かですが、より破損や変形に強い装飾品を作る上で止むを得ない工程なのです。