貴金属とはどのような物をさすのでしょうか

貴金属という言葉をよく見聞きすることがあります。
しかし具体的にどのような物であるのか、よくわからないという人も多いかもしれません。
この貴金属とは、元々地球上に存在する元素の中でも、特に安定していること、輝きがあって美しいこと、また沢山採れない、それゆえに希少価値がある物のことです。
貴金属と呼ばれる元素は8種類ありますが、その中でも金、パラジウム、銀、そしてプラチナは投資の対象となったり、あるいは指輪などのジュエリーに加工されたりします。
特に貴金属という言葉から連想されるのは、やはりジュエリー、あるいは時計などでしょう。
特にジュエリーの場合は、貴金属の持つ輝きが宝石とよく合い、さらに高級感を高めてくれるため、欠かせない素材といえます。
また貴金属そのものに耐久性があるため、美しさが長続きするというメリットもあります。
しかし貴金属というのは、何もジュエリーや時計だけに使われるとは限りません。
たとえば義歯などにも金銀が使われることがあります。
また意外な話ですが、プラチナは工業用に使われることが多く、安定性が高いことから、医療機器にも多く使用されていますし、ガンの治療に用いられることもあります。
貴金属というと、とかく見た目の美しさをまず連想しがちですが、金属としての本来の性質を活かして、様々な分野で用いられているのです。
また貴金属に対して、卑金属と呼ばれる物もあります。
これは貴金属よりも安定性が低い金属ということで、ニッケルやアルミニウム、鉛、マグネシウム、チタンなどの多くの金属が卑金属に区分されています。

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金の相場は何故ここまで高騰したの?

金やプラチナといった貴金属にはそれぞれグラム単位で相場となる価格が付いていますが、これはどのように決まるのかと言えば、需要と供給の法則という言葉に尽きるでしょう。

ご存知のように、2000年を過ぎた頃から一気に金の相場が高騰しました。それまではプラチナの方が倍近くの値を付けていたのが、あっという間に逆転したのには驚いた人も多いと思います。この理由は、金の貴金属としての希少価値が上がったのではなく、工業需要が増加した為に他なりません。
金はその熱伝率の高さと、決して錆びないという性質、そして変形させるのが簡単だという点から、現在では生活に欠かせないとも言える液晶テレビやスマホのような電化製品を作る際には必ず必要になる物質です。その為、それらの需要が急激に高まった時期に一気に相場が高騰したのです。

貴金属という面だけを見れば、プラチナの方が価値があると言えるでしょう。しかし、そのような事情と、元々希少価値の高い貴金属だという面が相まって、現在でもプラチナより高値が付いています。

ただし、さすがに工業的な需要も落ち着いてきたので、これから先の相場については何とも言えないところがあります。採掘量では金より遥かに少ないプラチナは工業需要には向きませんが、貴金属としての価値だけなら当然金より高く、現在のように金の方が高くなる以前はずっとプラチナの方が倍近くも高値でした。
このように、貴金属はその本来の希少性だけでは相場が決まらないところが難しくもあり、面白い部分だとも言えるでしょう。

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